Le Concert de la Loge Olympique

管理人が好きな古楽器演奏について自分勝手に語るブログです。オタクっぽい雑談率も高いです。ゆっくりしていってね!!

レーヌ/アンサンブル・オルランド・ギボンズのダウランド歌曲集

愛と正義の読売巨人軍は、今年はシーズン全勝(少なくとも100勝)して優勝を目指しているらしいですが、
そんなジャイアンツのこんな話題が出ていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000026-dal-base
早くも2年連続の“劇弾”を予告だ!巨人の高橋由伸外野手(32)が7日、神奈川県川崎市内の
ジャイアンツ球場で始動。今季も1番打者を志願し、昨年の開幕戦で放った初球先頭打者アーチの
再現を誓った。自信と確信がなければこんなことは言えない。

パンダ調子にのんな!!
ヤツは今年先頭打者ホームランの新記録を作ったとかいってちやほやされましたが、あんなホームラン打者を
一番にすえられるくらいの巨人のチーム事情あってのことで、当たり前の結果です。
パンダなんて横浜にいたら四番じゃないの?
言い換えれば、村田を一番にしとけば同じくらい先頭打者ホームランきっと打ったんじゃね!?
第一パンダは初球から振ってくるのは分かりきっているわけで、去年の開幕戦は番長が
コントロールミスで初球甘いところに投げてしまった(外すつもりだったのに)から、打たれたわけです。
スワローズの開幕投手は石川か館山か分かりませんが、絶対に明らかなボール球を投げましょう
むしろち○こ狙ってやれ!バットにボールが当たるんだからホームランになるかも

ダウランド歌曲集/ジェラール・レーヌ/アンサンブル・オルランド・ギボンズ
ASTREE E8881


dowland.jpg


普通クラシックファンに「世界で最も美しいメロディを書いた人は誰か?」というアンケートを行うと、
一番はモーツァルト、二番はシューベルト、20世紀で一番はガーシュウィン、といったような
返事が返ってくるようですね。
しかし私はあえて言わせていただきます、歴史上最高のメロディメーカーは
ジョン・ダウランド(1563-1626)である
と!
ダウランドはエリザベス朝時代のイギリスで活躍した作曲家・リュート演奏家で、
リュート演奏家としては並ぶもののない名手だったようです。
リュート独奏のための名曲も数多く残していますが、やはりなんといっても彼が名高かったのは
その数々の甘いリュート歌曲集のため。
ヨーロッパ中で大はやりしたメロディを多く残したダウランドですが、特にファン・エイクの
「涙のパヴァーヌ」の原曲となった、「Flow my tears」の人気はずば抜けていました。
そんなダウランドの陶酔的な美しい歌曲集を、ここではご存知恐怖のカウンターテナー・レーヌと
実力派ヴィオールコンソートである、アンサンブル・オルランド・ギボンズが、コンソートソングの
形で演奏しています(一部リュート伴奏の形のものも収録されています)。
なお残念ながらこのディスクでは、アンサンブル・オルランド・ギボンズにヴィーラントは
含まれていません(´・ω・`)

ダウランドやルネサンス音楽に親しみのない方々、
何はともあれレーヌが歌う「Can she excuse」を聴いてみてください。
なんとのびのびした美しいメロディ、また後半のコード進行の驚くべき鮮やかさ
こんな音楽が今から400年前に書かれていたんですよ、今聴いてもまったく古さを感じない
美しいメロディじゃないですか?
レーヌの声は相変わらずの甘さとかっこよさ、ヴィオールコンソートの控えめなサポートもステキです。
Come again」なんて奇跡的な美しさだと思います、
有無を言わせぬ魅力がいっぱいの旋律じゃないでしょうか?
終わりの方のたたみかけるような上昇音形とか本当にすごいです。
なお、この曲はバーバラ・ボニーの抑揚たっぷりの歌いまわしも最高でした。
私JMPが人類史上最も美しいメロディだと信じているのが件の「Flow my tears」。
3部から成る歌曲ですが、第1部は切々と孤独を訴える切ない部分です。
第2部は平行長調になり、少し希望が芽生えます。
しかし第3部はまた物悲しくなり、途中でまた繰り返される上昇音形が印象的です。
徹頭徹尾全く無駄のない美しい旋律の、これでもかこれでもかという洪水、リュートの伴奏の
ポリフォニーの立派さも含めて、これ以上の歌曲を書くのは難しいと思います。
レーヌの感情たっぷりの歌唱には涙を禁じえません
In darkness」もまた信じられないほど美しい佳品。
ドラマティックな構成とコード進行を誇り、最後はなぜか属和音で終止して終わるなど、
そんじょそこらのオペラ全曲よりもはるかに劇的だと思います。
Go crystal tears」の純粋な美しさも驚異的です。

ルネサンス音楽は食わず嫌いだという方、この絶美の音楽の絶美の演奏、聴かない手はありません!
ダウランドにはここに収録されている以外にも素晴らしい音楽はいろいろありますので、
気に入ったら手を広げてみてください。
ヴィオール・コンソートの音楽もすごくよかったりします。

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2008/01/10(木) 07:37:48|
  2. フランスの古楽
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  4. | コメント:0
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