Le Concert de la Loge Olympique

管理人が好きな古楽器演奏について自分勝手に語るブログです。オタクっぽい雑談率も高いです。ゆっくりしていってね!!

クイケンファミリーによるドヴィエンヌ・トラヴェルソ四重奏曲集

今日は、会社帰りに突然雨が降ってきて大変でしたね
男性の皆さん、傘持ってなくて濡れたりしませんでしたか?
女性の皆さん、エロいこと妄想して濡れたりしませんでしたか?(セクハラなんです!><)

いよいよ明日から、プロ野球は交流戦ですよっ!
普段対戦しないカードを楽しめるのは、やはりなんといっても新鮮ですよね( ´∀`)
毎年、意外なチームが大勝ちしたり意外なチームが苦戦したりするのが面白いところ。
例えば、私の印象ではやはり交流戦で強いのはなんといってもファイターズとマリーンズ
我らがベイスターズも、意外と頑張ったりします。
一方苦労している印象なのが、ジャイアンツやタイガース。
やはり、強いチームだという先入観の下、パリーグ各チームがいいピッチャーをぶつけてくるせいもありますでしょうか?
去年の阪神とか、日本ハムにダルビッシュとかグリンとかばかり当てられて、ちょっとかわいそうでした(´∀`;)
あと、去年はカープが確か悲惨なくらい負けまくっていたのでは?
そして、交流戦で感じるのは、ゴールデンイーグルスが確実に強くなっているなぁ、ということです。
3年前、楽天ができたばかりの年、☆VS鷲の対戦成績は6-0でした。もうほぼ全試合余裕勝ち。
でも確か2年前が3-3となり、去年は1-3くらいで負け越していたはずです(記憶違いならすいません)(´・ω・`)
今年は0-4で負ける予感がぷんぷんするぜッ!

ドヴィエンヌ/トラヴェルソ四重奏曲集
トラヴェルソ:バルトルド・クイケン
ヴァイオリン:寺神戸亮さん
ヴィオラ:サラ・クイケン
チェロ:ヴィーラント・クイケン
ACCENT ACC24162


devienne.jpg


古典派時代のトラヴェルソ四重奏曲集の名曲といえば、なんといってももちろんダントツでモーツァルトの4曲なわけですが、
ぶっちゃけてしまうと、モーツァルトの4曲中第1番ニ長調は古今に絶するおしっこちびりまくりレベルの超名曲ですが、
残りの3曲は中途半端ないまいちな曲だと思いません?
そこへいくと、フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)のここに収録されている4曲はどれもいずれ劣らぬすばらしい名曲揃い、
全体での点数を付けると、ドヴィエンヌにむしろ軍配が上がるくらいじゃないでしょうかね?
ドヴィエンヌは、バスーンのための音楽とか、木管楽器のための音楽をけっこう書いた人です。
(バスーンソナタは比較的よく演奏されますでしょうか)
どうやらドヴィエンヌはトラヴェルソ四重奏曲を、6曲のセットx4と計24曲くらい書いているらしいです。多ッ!(;゚д゚)
全部が全部こんなにいい音楽ばかりかどうかは分かりませんが、ここで収められている作品66の第2番ニ長調、
作品16の第3番ロ短調、作品66の第3番ハ長調、作品66の第1番イ短調
は、古典派ファンなら心底たまらない魅力的な作品群ッ!!

演奏しているのは、「クロマティ高校」の林田みたいなツラしているバルト様を中心としたグループ。
つぅか、バルト様(下の弟)、寺神戸さん(シギスヴァルトの愛弟子)、サラ(シギスヴァルトの娘)、ヴィーラント(兄)と、
クイケンファミリーのホームコンサートという趣です。
使用楽器はバルト様とサラはコピー楽器、寺神戸さんはオリジナルの1690年のグランチーノッ!
ヴィーラントはオリジナルのアマティッ!!(;`・ω・)
ピッチはa=429Hzですぜ。

仲良しグループの暖かいアンサンブルは、われわれの馴染み深いラ・プティット・バンドまたはクイケン四重奏団そのものの、
柔軟で柔らかくも、要所要所でアクセントの効いている大変すばらしいものなのさ!
ストリングスのトレモロの疾走感は最高に快感ですし、クイケン四重奏団の時のように、ヴィーラントの重みのある
ファームだけどアーティキュレーションとかも鮮やかなベース
がカラフルな色合いを与えています。
そう、まさにオランダ・ベルギー系古楽の、繊細で細部までアーティキュレーションとかにこだわっている、
おなじみの安心して聴けるスタイルなのですよ(≧∀≦)
寺神戸さんが輝かしく跳ね回り、すげぇかっこいい!正直寺神戸さんのヴァイオリンって、うまいのか大してうまくないのか、
私にはいまいち判別が付かないんですが‥。CDによって出来不出来にばらつきがありませんかね?
そしてもちろんッ!このディスクの主役は俺たちの大好きなバルト様のトラヴェルソですとも(`・ω・´)
デビューしたての70年代から何一つ変わらない、独特な宙にふわりと漂う可愛さ無限大のトーンカラー!
そして聴くたびに度肝を抜かれる粒の揃った一音一音、指の回りも速いし、極端でないセンスのよい表現力も伴ってるし、
鮮やかな即興的装飾も披露
してくれて、もうこのうえ何を言えますかね?
けっこうマルティン・サンドホフに似てるところありますでしょうか。
ドヴィエンヌのステキでお洒落でさわやかな音楽も、演奏のすばらしさに負けてませんよ。
私的に特に印象的だったのは、ハ長調のロンドで、4分の3拍子と8分の6拍子が混ざるような、クロスリズムっぽい
効果を生み出している巧みな部分。まんまショパンの「子犬のワルツ」みたいなアイディアです。
そしてハイドンみたいな鋭さも見せる、イ短調の第1楽章。
それに同曲の第2楽章は、なんだかモーツァルトの名曲トラヴェルソのためのアンダンテ・ハ長調を思わせませんか?

世界初録音も含む珍しいけど優れたレパートリーを、ベテランたちの緩急わきまえた渋い演奏で楽しませてくれるこのディスク、
古典派音楽ファン、バルト様のファンに大推薦です!

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/19(月) 21:53:03|
  2. オランダ・ベルギーの古楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

こっちにも…

>残りの3曲は中途半端ないまいちな曲だと思いません?

駄作ではないにしろ、確かに第1番ニ長調の凄みにはほど遠いですね。
しかも共に2楽章構成のト長調とハ長調の曲はオーセンシティがかなり危ういらしいです。
第4番イ長調はオーセンシティこそ万全だそうですが、
いわゆるバスティッチョ作品みたいなもので、あんまり本腰入れて作った曲ではないようです。
個人的には1番と4番が好きです。

ところでこのドヴィエンヌのCD、以前から目を付けていたんですが、かなりイイんですね!
購入検討してみます。
  1. 2008/07/03(木) 00:07:01 |
  2. URL |
  3. Bunchou #-
  4. [ 編集]

こちらにもありがとうございます!

>ト長調とハ長調の曲はオーセンシティがかなり危ういらしいです
ほうほう、なんとなくそうじゃないかと思ってましたが、やはりそうだったんですね。
>あんまり本腰入れて作った曲ではないようです
確かトラヴェルソ四重奏曲集って、受けた注文にちゃんと応えなかったため、
発注した人からちゃんと料金払ってもらえなかった、っていうような話でしたっけね。
(違っていたらご指摘ください)
>ところでこのドヴィエンヌのCD、以前から目を付けていたんですが、かなりイイんですね!
ぜひともお試しください、古典派音楽を愛されるBunchouさんなら、絶対楽しいはずなのです。
  1. 2008/07/04(金) 06:45:00 |
  2. URL |
  3. JMP【管理人】 #-
  4. [ 編集]

こんにちは

>〜っていうような話でしたっけね

マンハイム・パリ旅行での話ですね。
トラヴェルソ四重奏曲集誕生秘話(?)は
かつてはそれが定説だったみたいですけど、今はかなり混乱してるようですよ。
なにせ、そのときに作曲されたのが確実視できるのが
自筆譜が残っているニ長調の曲だけ、という有様で、
件のト長調とハ長調は出自不明、
イ長調の四重奏曲に至ってはウィーン時代後期の作品なのだそう
ですから、困ったものです。
ちなみにイ長調の曲は第三楽章の主題がパイジェッロの引用で、
その元ネタのオペラが1780年代中頃に作られたものであることから、
このような作曲年代の異動となったらしいです。(用紙研究も関係してるとか)

以上、うんちくでした。
  1. 2008/07/05(土) 13:56:36 |
  2. URL |
  3. Bunchou #-
  4. [ 編集]

Bunchouさん、おはようございます!

ほほー、うんちく感謝なのです、モーツァルトの知識本当にすごいですねっ。
きっとキャバクラで披露すればモテモテですよ、キャバクラ行ったことないけど。

パイジェッロは苦手だったり‥。
  1. 2008/07/06(日) 10:50:48 |
  2. URL |
  3. JMP【管理人】 #-
  4. [ 編集]

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Author:JMP
年齢:おかゆまさきさんの2歳上らしい
趣味:クラシック音楽鑑賞、ピアノ演奏、作曲、散歩
好きなもの:横浜ベイスターズ、アニメ、ゲーム、まんが
ブログ名の意味:ハイドンのパリ交響曲集を初演したオーケストラ
尊敬する人:フランス・ブリュッヘン
愛する女性:秋谷智子さん
管理者へのメール:lucyvandaelあっとmail.goo.ne.jp

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